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有限会社ベリアント
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「時代の変化にあわせた営業戦略のみなおし」
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先日、知り合いの教育・研修会社の営業さんから、とても興味深いお話を聞
いたんですね。

その研修会社さんは、通常の企業向け研修のほか、ビジネスマン対象の通信教育
なんかもやっています。

通信教育ですから、いわゆる公文式みたいにテキストを送付して、先生が採点
する形のものなんですが、「通信教育では、どんなメニューが人気なんですか?」
とたずねたところ、「簿記や、宅建みたいな資格取得系のものも人気あるけれど
一番人気あるのが漢字検定や、日本語検定みたいなものなんですよ」だそうです。

基礎的なビジネス上の知識を身につけるために、OLのみなさんなんかが、中心
に受講しているんだそうですよ。

ただ。。。

こっからが、興味深い話しなんですが、実は、こうした「漢字」や「日本語」
みたいなところの通信教育が、ここ1−2年で、いきなり、さっぱり売れなく
なってしまったそうなんですね。

いったい、なにが原因だと思います?

その原因は・・・。

そうです。「任天堂DS」だそうです。

ご存知、DSは、ものすごい勢いで売れてますよね。出荷台数は、すでに2000万
台を超えているそうですから、日本人の5人に1人がもってるという計算しになり
もんね(ちなみに、わたし自体は、もってないです)

そのDSの人気ソフトのひとつが、「漢字検定」や「日本語検定」などの大人向け
教育ソフト。

脳トレが、爆発的に売れたという点からもわかると思うんですが、DSのすごい
ところは、子供のゲーム機としてだけでなく、大人のちょっとした遊びや勉強用
として、売れてるんですよね。

そういえば、去年 実家に帰ったときに、普段まったく勉強しない わたしの妹
も、DSで日本語の勉強してました。そのときは、「ふーん」なんて思ってたん
ですが、これがどうも普遍的なニーズのようで、DS用の漢字や日本語のソフト
が売れれば、売れるほど、既存の通信教育型メニューが売れなくなるという恐ろ
しい話しのようです。

その研修会社の営業さんとも話しをしてたのですが、ライバル会社が出てくる
ぐらいであれば、「負けずにがんばるぞ!」ぐらいな気持ちにもなりますが、
こんなふうに、まったく別の次元でライバルが出現してしまうと、どうしましょ
という感じになりますよね。

似たような話しは、世の中には、結構多いのかなと思います。

たとえばCDが売れなくなったのは、「i-pod」や「着うた」のせいだったり、デ
ジカメがでてきたおかげで、町の現像屋さんがつぶれちゃったりなどなど、時代
の変化なかで、既存の商品が全く売れなくなっちゃうことがあるので、ほんと
こわい。

それで、結局のところ、何を感じたかというと、とくに、営業の場合、既存の商
品が売れているときなどは、「いまは、売れてるんだから、ドンドンいけ」みた
いな感じになりがちですよね。

でも、「ピンチは、チャンス」の逆で、「チャンスは、ピンチ」ということもあ
り、既存の商品が売れているときほど、逆に「そのうち売れなくなるかも」とい
う危機感をもって、時代の変化にあわせた新しい商品展開、営業展開を考えてい
かないといけないんだなと。

場合によっては、いまの主力の商品に対する営業力を、ムリに割いても、明日の
商品の販促に力をいれたり、今の営業手法のやり方を見直したりするべきなのか
なと感じました。

まさに、危機意識というやつですよね。なかなか、時代にあわせて変化していく
というのは、大変なことですが、「きづいたら時代に取り残されていた」みたい
なことにならないように、常に 変化の気持ちをもって取り組みたいものですね。


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