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有限会社ベリアント
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「ファンづくり」
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 先日、お友達に誘われて文楽なるものを見に行ってきました。能や、歌舞伎と並ぶ、まさに日本の伝統芸能ですが、私自身は、こうした伝統芸能にふれるのが初めてだったので、とても新鮮でしたよ。また、誘っていただいたお友達が、その筋に顔がきくこともあって、芝居のあとに、舞台で実際に演じられていた方と懇親会という形で、直接お話しさせていただく機会もあり、いい経験になりました。

私のメルマガは、一応、「IT」あるいは「営業」がテーマなので、今回は、「ファンづくり」というテーマで書かせてもらおうかなと思っています。こうした伝統芸能が、長きにわたって、ファンを獲得し続ける理由がどこにあるのかというのは、とても興味がありますよね。

*ちなみに、「文楽とは、なんぞや?」という方は、こちらを、ご覧ください。
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%87%E6%A5%BD

今回、私が見に行かせてもらったのは、文楽の入門編のようなもので、文楽の演目の中でも初心者に理解しやすいものを、セレクトして演じてくれるものでした。文楽の歴史や、舞台の仕組みなどを、分かりやすく解説してくれるコーナーもあって、とてもわかりやすい、まさに入り口コースです。

入門編ということもあって、観客の半分以上が、大学生や、20代〜30代の若者が占めていたのですが、みんな私と一緒で、文楽は初めてという人が多いと思われ、キョロキョロと、興味深げに舞台を見ておりました。こうした入門コースで、文楽の魅力に触れた人たちが、徐々に中級、上級コースと、ディープなファンへの道へ歩んでいくのかと思われます。

「そもそも何で、こんな入門コースがあるのかしら?」ということでいえば、やっぱり伝統芸能といえども「常に新しい世代のファンを獲得していく」努力を日々されているわけで。

特に今の若い人にとっては、伝統芸能といわれると敷居が高いところもあって、とっつきにくい部分もあるのは事実です。言葉も、文化も、まったく理解不能でしょうし。

でも、そうした今の時代においても、新たなファンを獲得していく必要があるわけで、今回のような入門コースを開いたり、その他、各種の現代的アプローチで、常にアピールし続けている姿勢には、頭が下がります。


そして、もう一つとても勉強になったことがあるのですが、それは、「ファンを大事にする」ということ。

今回、芝居が終わったあとに、実際に舞台で演じられていた演者の方と、懇親会という形でお話させていただく機会があったんですね。私含めて10人ぐらいの小さい集まりにもかかわらず、演者さんが快く駆けつけてくれました。

忙しい中、こうした小さい集まりにも、気さくに参加いただけること自体、ファンをとても大事にされていることが理解できますよね。さらにお話うかがっていて理解できたのですが、この世界では、それぞれの演者さんが、それぞれの固定ファンをもってらっしゃるようで、それゆえにファンとの結びつきが非常に強いようです。

たとえ300年の歴史がある伝統芸能といえども、だまっていては、お客さんが来てくれないわけで、みなさん、とても努力をされているんだなと。ビジネスフィールドは全く違いますが、その姿勢には、学ぶことが多いですね。

*ちなみに今回、私を文楽に連れていってくれた友達は、その筋の専門家で、本なども書いておりますので、ご興味あればご一読いただいては、いかがでしょう
か?

「熱烈文楽」中本千晶著(三一書房:2008/5)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4380082032/


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